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分野別事例紹介

分野:道路
会員企業名:大日本コンサルタント株式会社
会員企業URL:http://www.ne-con.co.jp/
プロジェクト名:住民意見を踏まえた国道51号潮来バイパスの整備計画
履行場所:茨城県潮来市
顧客名:国土交通省関東地方整備局常陸河川国道事務所

プロジェクト概要・目的


茨城県潮来市は、霞ヶ浦・北浦に囲まれた“水郷のまち”として有名です。その中心市街地を通過する国道51号は、交通渋滞などの課題を抱えており、それらの解消を目的としたバイパス整備構想があります。当社は、本事業に関する道路整備計画業務を受託するなか、事業に民意を反映させるPI(パブリックインボルブメント)手法を企画・提案しました。

PI手法の導入


近年、公共事業の効率化・透明性・公平性の確保を目的とし、事業計画に住民の意見を取り入れるPI手法が注目されています。本業務では、事業実施に先立ち設置された市・県・国の委員で構成される「幹線道路検討会」での事業計画づくりに住民意見を反映させるため、ニューズレター発行による広報とアンケート調査の実施に加え、オープンハウスによる意見交換という2つのPI手法を用いました。オープンハウスとは、会場に設営したパネルなどで事業を説明し、訪れた方々とスタッフの個別対話により意見を聴取するものです。平成17年に「道の駅いたこ」において実施されたオープンハウスでは、多くの来場者から様々な意見と提案を頂きました。


アンケートでは約7割の方々がバイパス整備を望む結果となり、バイパス整備の必要性が示されたとともに、オープンハウスへの印象も良好でした。その後、これらの住民意見を参考に、この検討会による事業計画づくりが進められております。

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