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社会資本とは、私たちの日常生活や社会経済活動を支える産業基盤となる道路・交通安全施設、鉄道、河川、港湾・上下水道・公園などの公共施設のことです。
これら社会資本を形づくる重要な仕事が、建設コンサルタントです。
安心・安全・快適に暮らせるためには、ライフライン(上下水道、電気、ガス等)の整備をはじめ、公園、自然環境・街並み保存や再生、住民参画の仕組みづくりが必要です。
生活や産業に不可欠な電気を供給する水力発電や農業や工業へ利用されるダム、食生活を支える農業や林業、水産業等、多くの産業環境の基盤づくりが求められています。
身近な道路からトンネルや橋梁整備により地域を結ぶ幹線道路や高速道路まで、通勤や通学、観光、物流などの日常生活・経済活動を支える道づくりが求められています。
地震、津波、洪水、ゲリラ豪雨、火山噴火、豪雪等、多発する自然災害や都市災害等から国民の生命と財産をまもるため、国土や地域の強靭化がますます必要となります。
身近な鉄道・地下鉄・路面電車をはじめ新幹線など、時間が正確で、人や物資を大量輸送でき、省エネルギーで環境にやさしい輸送手段として期待が高まっています。
台風や豪雨による氾濫からの治水、農業や発電等への利水のほか、身近な河川環境整備、また海岸の侵食や高潮などによる越波対策や、快適な海岸環境整備も必要となっています。
国際競争力強化と国民生活の質の向上に向け、国内はもとより世界との交流、輸出入をはじめ外国人観光客等、輸送力強化に向けた港湾・空港整備が重要となります。
社会資本整備を進める上で事業の初期段階に不可欠な環境調査、地質・地盤の調査や、機械・電気、廃棄物処理等、各種工事に関わる計画・監理など、多くの役割を果たしています。